一見、不思議なデミタスです。カップにもソーサーにもヒダが付いているんです。この技法は素人が思うに相当難しいような気がします。描かれているのは、唐草模様、鱗にも見えるジュール文様、そして白磁に朱色はどうなのかなー。アールヌーボーの頃のものでしょうかーー全体がオリエンタル。初めは買うべきか買わざるべきかロンドンのお店で1時間近くも悩んだ末、私の家に来ることになりました。スポードのファンって結構な数いますから、やはり何か独自の魅力があるのでしょう。メーカー: イギリスのコープランド　年代: 不詳(19-20世紀の間)サイズ:　　カップ　高さ 約3.5cm　　　　　　　　　飲み口直径　約5.5cm ソーサー直径　約11cm状態に関しては、ダメージもなく良好です。敢えて指摘するなら、デミタス底の高台の部分が少し汚れているように見えます。でも、これは問題にはなりませんね。北海道、沖縄などにお住まいの方はあらかじめコメント欄にてその旨お知らせください。送料の件でご相談させて頂きます。【会社説明】スポード（コープランド）は1770年、ジョサイア・スポードが開業。その後、ジョサイア・スポード2世が引き継ぎ、ボーンチャイナの開発を試みました。1833年、W.T.コープランドとトーマス・マーガレットが買収。その後、W.T.コープランドが単独でオーナーとなりました。1970年にSpode Ltd.と社名にスポードの名を戻しました。イギリスでも古いメーカーの一つであり、金彩技術やジュール打ちの技術なども発展し優れた製品を多く製造しました。アンティークの性質上、目に見えない細かなキズ、スレ、汚れ等もあるかも知れませんが、ご理解のうえご購入をご判断くださいますようお願い致します。お届けに当たっては細心の注意を払って梱包させて頂くつもりです。北海道、沖縄などにお住まいの方はあらかじめコメント欄にてその旨お知らせください。送料の件でご相談させて頂きます。