商品の説明
鳥取県米子市の弓浜絣（弓はまかすり）の老舗、村上絣織物による弓浜絣の座布団カバー、一点一点柄の違う5枚セットです。
弓浜絣とは、鳥取県で織られている藍染の綿織物で、緯絣で模様を織り素朴でざっくりとした風合いが特徴で、山陰地方にある多様な絵絣の中でも繊細な味わいが評価されています。
第二次大戦後はほとんど作られなくなりましたが、1968年、日本民藝館で行われた弓浜絣展で展示されていた古い絣に感動した初代嶋田悦子さんにより、弓浜絣の復興が行われました。
こちらの商品も、そのような戦後の民藝運動の一環として現代の生活にも使える座布団カバーとして制作されたようで、弓浜絣の伝統的な文様や砂丘の風景などが素朴な風合いで織られております。
戦後の民藝ブームの中で少数作られたもので、現在ではかなり入手困難かと思われます。
サイズは、
縦..約57㎝
横..約54㎝
若干の個体差はあると思います。
中に入れる座布団は、厚みを考慮すると一回り小さいものかと思います。
状態は昭和の終り頃に購入し、使わずに箱に入れたまま長期保存していたものです。
汚れや虫食いなどはありません。
座布団カバー以外にも新たに作り直したり、そのまま飾っても一つの民藝作品として価値のあるものかと思います。
商品の情報
カテゴリー家具・インテリア > インテリア小物 > クッション・座布団商品の状態新品、未使用発送元の地域東京都