商品の説明
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『長谷川伸全集』全16巻
（朝日新聞社、1971.3～1972.6）
全巻帯付き
月報(1巻、13巻のみ)付き
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かなり綺麗な状態だと思います。
状態は画像にてご確認ください。
この機会にぜひ。
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「瞼の母」「一本刀土俵入」など見捨てられた者の悲哀と意地を描き，同時代の庶民に圧倒的に支持されてきた大衆文学の巨匠長谷川伸．
　長谷川伸は，明治18年に生まれ，昭和38年に79歳で死んだ．生まれと育ちは横浜である．貧窮のため，幼少より横浜ドックの小僧として働き，20歳で新聞記者となり，のちに小説・劇作家に転じる．「一本刀土俵入り」「沓掛時次郎」「瞼の母」は繰り返し舞台にかけられ映画化された．一方，膨大な史料を収集し，ほとんど原稿料もでない「日本敵討ち異相」「日本捕虜志」等の史伝にうちこんだ．
長谷川伸が表現した思想とは，義理人情であり，侠気であり，意地である．それらはふつう，思想とはみなされていないが，じつは社会を構成している大きな思想の流れの重要な一部であると思う．ただ，ふつう思想と呼ばれるものが教義とか宣言とか論文というかたちで表れてくるものであるのに，これらはフィクションの物語としてしか表現されていないためにそうは認められていなかっただけなのだと思う
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気に入って頂けると思います。
よろしくお願いします。
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